ことぶきイーサイト保育園は2011年(平成23年)4月にJR高崎線籠原駅前に開園しました。
駅の目の前にあるE’site籠原ビルの3階が保育園です。
地元籠原で1970年(昭和45年)から子どもたちの育ちを見守ってきた
社会福祉法人育慈会が運営する4番目の施設です。
眼下には籠原駅の1番線ホームに湘南新宿ラインが走り
子どもたちは電車で出勤するパパやママを大きな窓から手を振ってお見送りします。
屋上園庭から見上げる青い空に飛ぶ鳥や飛行機に歓声をあげ
駅前ロータリーを足早に過ぎるバスやタクシーや通勤通学の皆さんに「おはよー!」と元気に呼びかけ
朝の籠原駅前にはことぶきイーサイト保育園の子どもたちの活気のある声が毎日響き渡っています。
ここは、駅を利用して通勤する保護者の方たちにとって大変に利便性の高い場所です。
でも、何よりもことぶきイーサイト保育園が一番大切にしていることは
この「元気な子どもたちの声」です。
保育園は、子どもたちが「家族」の次に出会う社会です。
その社会で子どもたちが元気な声を発して過ごせること
その社会が子どもたちの育ちにとって適切な環境であることを常に念頭に置いて
その環境を用意することが私たちの使命と考えています。
「今のあなたを支えているのは子どもの頃のあなたです」。
『Winny the Pooh(クマのプーさん)』訳者である児童文学作家の石井桃子さんの言葉です。
子どもの頃に獲得した様々な感性や価値観、体験。
それらがすべて「生きる力」になるのです。
子ども達に
将来の自分を支える生きる力を備えて欲しい
生きる力を育みながら大人になっていって欲しいと願っています。
そのために私たちができることは
子どもの育ちを保護者の皆さんと共に
私たちもまた成長し続けながら見守り続けることだと思っています。
震災に見舞われて
自然の威力や脅威に驚きや不安を抱き
心もとない年に開園したからこそ
私たち保育園は子ども達に心の強さを育てていかなければならないことを痛感しています。
子どもたちの元気な声で私たちは元気になります。
保護者の皆さんと子育てを共に楽しみたいと思っています。
ことぶきイーサイト保育園園長 髙田 綾