たけのこみたいに

2014年5月20日(火)
 

5月20日(火)

♪たけのこ いっぽん ちょうだいな

♪まだ め が でないよ

というわらべ歌を  聞いたことありますか?

 

歌を唄いながら 「たけのこ」を引き抜く遊びです。

「たけのこ」は もちろん本物ではありません。

柱や木にしがみついた子どもの後ろに別の子どもがしがみついて そのまた後ろにべつの子どもがしがみついて

次々につらなった子どもたちを たけのこに見立てて その列から引きぬく、という体力勝負ゲーム

「たけのこ」たちは引き抜かれないように 前にいる友達に 一生懸命しがみつきます。

ぐんぐん組(3歳以上児)の子どもたちは 最近 この たけのこゲームに夢中です。

今日も保育室では 元気な声がひびいていましたよ。



なんと

今日の「たけのこ」はどうやら先生たちのようです。



 

「せんせいたけのこ」は 大きいぞ

かんたんには 抜けないぞ

 



 

でも みんなの力を合わせれば

「せんせいたけのこ」だって ひとつ残らず ぬいちゃうよ。

 

「せんせいたけのこ」のねばりもむなしく ついに残りは一本に。



さいごの1本は みんなで力を合わせて

うんとこしょ  どっこいしょ

うんとこしょ! どっこいしょ!

うんとこしょ!! どっこいしょ!!

 

 

 

 

やったあ~!!  ぬけた~!!



 

ぐんぐん組のみんなの 団結力に かなわず

ついに 引き抜かれてしまった 「せんせいたけのこ」だったのでした。

 

 

道具のいらない 体だけを使った遊び

お互いの体が触れ合う遊び

自分の力と相手の力の加減を 肌で実感できる遊び

そんな遊びが 子どもの頃にこそ必要なのではないかと思います。

 

ぶたれたら痛いとか 強い力で押されたら転ぶとか

子どもたちが体験的に 知ることってなかなかありません。

 

だからこそ

そんなようなことを遊びの中で知ってほしいと思います。

そして 子どもたちはそんなような遊びが意外と大好きだったりします。

おしくらまんじゅうやお相撲ごっこなど。

お友だちとたくさんふれあって

心も体も どんどん 大きくなって にょきにょきと たけのこみたいに伸びてほしいと思います。