おててのしごと①粘土あそび

2014年2月24日(月)
 

2月24日(月)

久しぶりに雪が降らなかった週末が明けました。

ソチで開催されていた冬季オリンピックも

様々に感動と記録を残し、閉会式を迎えた週末でした。

 

 

今年に入って2度の強烈な大雪にでくわすまでは

大雪が降らない週末がこんなにものんびりと穏やかでありがたいものだとは思えませんでした。

当たり前の日常は

安定した気候や適切で好都合な自然の環境があるからこそ成り立っているのだということ、

わかっていたつもりでいたそんなことを

あらためて気づかされた 2014年の2月でした。

 

記録的大雪の週末は「記録」だけでなく

まさに「記憶」にも残る週末でしたね。

 

 

さて

そんな週末が明けた今日

こまち組(2歳児クラス)さんたちは

粘土あそびを楽しんでいましたよ。

 

 

かわいいおてての

かわいい 手しごとです。

机の上で

いろいろなものが創り出されているようです。

 

「いちごケーキ」



 

 

 

「おだんご」



 

 

 

 

「・・・・」



 

 

わかりやすい作品、わかりづらい作品

いろいろです。

 

でもそれでいいのです。

 

感性は人それぞれ。

 

作った人と見る人の感じ方は違って当然です。

 

 

子どもの作った作品を眺めるとき

一体何を作ったのだろう?

という疑問はもとより

どうしてこれを作ったのだろう?

という作者(子ども)の意図に興味がわきます。

 

 

何を作ったのかは

子どもたちに聞けば教えてくれます。

 

 

でも理由の説明をするために

子どもたちには言葉の力がまだ不十分だったりします。

 

今ここで

これを作りたかったその子どもの気持ち

先生やお友達にそれを見せたかった

その子どもの気持ちや思いの背景や理由

 

それを知るために

創作活動中の子どもたちのそばにいて

子どもたちの視線の先にあるものや

指先の動きをじっくり観察しながら

子どもたちと対話することが大切なんだと思います。

 

ある子どもが丹精込めてこねて創造した

粘土のかたまりを

ただの粘土のかたまりではなく

「おいしそうないちごケーキ」である

という子どもの意図を

想像し共有しようとするとき

きっとその子どもの感性に

近づく事ができ

そうすると

その子どもが作ったその他の作品も

様々な美味しそうな物に見えてきたり

するのですね。

 

 

「想像力」と「創造力」

 

 

保育に欠かせないふたつの力です。

 

 

 

以下は

こまち組さんの創作活動風景です。

 

 

 

今日の粘土あそびのテーマは

「好きなたべものをつくってみよう」だそうです。

 

粘土べらのまわりに粘土を貼り付けてます。



秋田の「きりたんぽ」みたいだね。

それによく似た「五平餅」っていうおいしいものもあるんだよ。

 

 

こちらも棒の周りに粘土を貼りつけてます。



昔なつかしい

傘の形をしたチョコレートを思い出しました!

ころころ丸めてボールをたくさん

上手に作れるようになりました。

あめだまかな。

トリュフチョコレートかな。



 

輪っかにして指に入れてみました。



これはきっと

ひとくちサイズのドーナツ!

 

 

みんなとってもおいしそう。

たくさんのごちそうができました。