個人差を見守る

2014年1月16日(木)
 

1月16日(木)

ことぶきイーサイト保育園の「のぞみ組」は0歳児のクラスです。

このクラスに在籍するのは平成24年度の4月以降に生まれた子どもたちです。

今年度中に(平成26年4月1日までに)1歳を迎えるか

それよりも「若い」子どもたちが所属するクラスです。

 

平成26年1月の今現在、

のぞみ組でいちばん月齢が高いお子さんは1歳6カ月ですが

まだ1歳にならない赤ちゃんもいるクラスです。

 

はいはい、よちよち、てくてくの幅広い発達段階の子どもたちがいます。



 

クラス担任はそれぞれの子どもたちの発達段階に合わせて

適切な保育の環境、遊びの環境を提供できるように

それぞれの子どもの生活状態や発育状態や身体の動きや感情表現の様子などをじっくりと観察し、

それぞれの子どもの発達段階を見極めて、試行錯誤しながら日々の保育を展開していきます。

 

 

子どもの成長発達には本当にそれぞれの個人差があり

すべての子どもがまったく同じように成長していくわけではないのは言うまでもない事です。

でも



複数の子どもたちが共に過ごす保育園と言う環境の中だからこそ

クラス担任の保育士たちは子どもたちそれぞれの違いに気づく事ができ、子どもたちの「個人差」を見て知ることができて

それぞれの良さを感じることができるのだと

あらためて思います。

 

 

保育園は、一人だけの子どもを一人だけの大人で見るということのない環境です。

複数の子どもたちを複数の大人の目で見て、子どもたち同士もお互いを刺激し合い、複数の大人がそれぞれのこどもの育ちをそれぞれの目で見守ることができる。

これは、保育園いう場所ならではの機能で

子ども集団と複数の大人が一緒に同じ生活時間を過ごす中にだけある

限定的な特典なのかもしれません。

 



今日ののぞみ組(0歳児クラス)の子どもたちの写真を見ていて

そんなことを考えました。

 

保育園だからこそ

子どもたちそれぞれの育ちを

丁寧にゆっくりじっくり見守らせていただける、というありがたさを

あらためて感じます。