2022年1月14日(金)
本日は小正月の伝統行事、まゆ玉飾りの日です。
こんにちは。園長です。
毎年まゆだま飾りの日には
始める前にだるまの開眼式を行います。
昨年一年間、みんなが健康に安全に元気に過ごせたことに感謝しながら
片目だっただるまさんを両目のだるまさんにします。
そして
今年一年間もまた、みんなが健康に安全に元気に過ごせますようにと祈願しながら
新しいだるまさんの左の目(向かって右)に目を描きます。
いままでありがとう。
そして今年一年お願いします。
さてここからはまゆ玉づくり。
お米の粉(上新粉)をこねて丸めてまゆ玉(お団子)を作ります。
栄養士の田村先生が
お米の粉はどうやってできているのか
説明してくれました。
精米する前の籾(もみ)と精米した後のお米を実際に見せてくれました。
米粉はお米をすり鉢でごりごりすって作ることまで説明してくれました。
米粉にお湯を入れてこねます。
よくこねるともちもちしてきます。
本当のお餅みたいになってきます。
器はしっかり押さえます。
耳たぶくらいの硬さになってきたらOKです。
ここからは子ども達にバトンタッチ。
全体重をのせて両腕に力を入れて。
ぐぐーっとこねます。
よくこねると
ツヤツヤ見た目がきれいな
おいしいお団子になりますよ。
できた生地をみんなで丸めてお団子にします。
粘土あそびで鍛えた(!)お団子作りの腕を
ふるいます。
決まっている数をみんなで手分けして作ります。
赤いお団子と白いお団子
2種類作ります。
丸めたお団子は給食室で蒸してできあがり。
蒸したてのお団子はとっても美味しいのですが
今年は感染対策を踏まえて食用にはしませんでした。
(おやつ用に食べるためのお団子は給食室で調理しました)
できたお団子が温かくて柔らかいうちに
ミズキの枝にさして飾ります。
花も葉もついていない枝に
紅白のお団子が飾られると
まるで花が咲いたように華やかになります。
おかめや小判などの縁起物とお団子が飾り付けられて
おめでたいまゆ玉飾りの完成です。
今年も一年子ども達やみんなが
元気で安全で
幸せでありますように。
50年続く伝統行事。
子ども達に伝承し
これからも大切にしていきたい行事です。
ミズキの木に花芽がついたら教えてね。