七夕の日にやっと逢えたね
2014年7月7日(月)
7月7日(月)
七夕の月曜日。
あいにくのお天気ですが
夜には東の空で輝くふたつの星を
雲の上に想像しつつ
梅雨明けを待つ今日です。
天の川を渡って
おりひめとひこぼしは今年も逢えたかな?
保育園前の通路に飾った笹飾りは
小枝に切り分けてそれぞれお持ち帰りしました。
毎年のことですが
七夕飾りは飾ってから片づけるまでの時間が
あっという間に過ぎてしまい
七夕飾りが片づけられていく七夕の日の当日は
いつもちょっぴりさみしい気持ちになります。
そんな七夕の今日
1か月ほど前から玄関に置いておいたプラケースの中で
いよいよ
カブトムシさんが動き出したようです。
これは6/16(月)の写真です。
青い枠の、のぞき窓のところにさなぎがいるのが見えます。
左のさなぎの写真は、図鑑から借りてきた写真ですが
のぞき窓から見えるのはホンモノのさなぎです。
じーっと見ていると 時々 くるくる回転したりしてましたね。
幼虫が暮らしていたプラケースのなかで、偶然にも外から観察しやすい壁ぎわに蛹室(ようしつ:さなぎのいる部屋)を作り
さなぎになってくれたカブトムシさん。
羽化(うか)するまでの様子をみんなで見守りました。
6/30(月)頃には、さなぎが皮を脱いで黒くなった体がのぞき窓から見えてきました。
「カブトムシになったよ!」
「男の子かな?女の子かな?」
「いつになったら出てくる?」
みんなワクワクどきどきしていました。
そして今日
のぞき窓から見ると蛹室には誰もいなくて
どうやらいよいよカブトムシは土の上に出るために動き始めたようです。
プラケースのふたを外してよく見ると
わかりますか?
いました いました
カブトムシのツノが 土からにょきっと 出ています。
まるで発芽したふたばのようです。
こちらには 別のツノ。
オスのカブトムシが2匹、先陣を切って地上に這い上がってきましたよ。
発芽のようなツノを はやぶさ組(年長児クラス)の子どもたちと
観察しました。
七夕の日に 待ちに待っていたカブトムシさんに逢えて
子どもたちは大興奮でした。
プラケースの中には実は20匹近くのカブトムシの幼虫が過ごしてきましたから
近いうちに 羽化したたくさんのカブトムシたちにお目にかかれると思います。
きょうのおやつは
七夕のお星さまゼリー入りヨーグルト
というわけで
今年の七夕は
生まれたばかりのカブトムシに出逢えた記念日になりました。