スプーンからおはしへ

2014年2月6日(木)
 

2月6日(木)

あおば組(1歳児クラス)のお食事風景。

みんなで食べる たのしいうれしい給食の時間です。



今日のメニューは五目ごはん、大根と鶏肉の味噌煮、なめこのお味噌汁。

ことぶき保育園の給食メニューは和洋中そろっていますが今日は純和食。

子どもたちはモリモリと本当によく食べます。

 

あおば組の子どもたちは上手にスプーンを使って食事をします。

まだ離乳食だったころ自分でスプーンが使えるようになるまでは

わっし わっし と手づかみで食べていたのにね。

道具を使って食べられるようになっていく様子には

確かな成長と発達を実感します。

 

スプーンを使って食べられるようになったら

こんどの目標はおはしが使えるようになることです。

日本人ですものね。

 

 

ところで

スプーンの持ち方をよく見てみると子どもによってそれぞれ。

いくつかのタイプがあります。

 

*上から握り型



スプーンを使い始めのころはみんな大体こんな持ち方をします。

 

*下から握り型



上握りで食べられるようになって少し経ったら徐々にこの持ち方に変えていきます。

えんぴつ持ち型になっていくための準備段階です。

 

 

*えんぴつ持ち型 その1



えんぴつを持つように持てているけど、まだ少しだけ不安定な感じ。

 

 

*えんぴつ持ち型 その2



しっかりとえんぴつを持つようにスプーンを持って食べ物をお迎えに行けています。

 

 

えんぴつを持つようにスプーンが持てるようになると

おはしへの移行がスムーズにいくようです。

えんぴつを持っている状態にもう1本足したら

それがおはしの正しい持ち方です。

 

 

みんなのランチルームに面した給食室に掲示されている

「おはしのもちかた」の図。



卒園までにはこんなふうに

おはしを使えるようになっていることが目標です。

 

 

保育園ではおはしの練習開始は3歳のお誕生日を目安にしています。

なので保育園からの3歳のお誕生日プレゼントはおはしです。

 

 

 

ご家庭でも意識してみてください。

 

手づかみ食べから、スプーン、そしておはしへ。

毎日毎食が練習になります。

でも焦る必要はありません。

少しずつ確実に子どもたちは習得していけます。

 

 

以前2歳児クラスの懇談会で使った

スプーンからおはしへの持ち方の変化の図です。ご参考までに。



 

 

おはしの持ち方って大人になってからではなかなか直せないです。

だから今のうちにおぼえちゃいましょう。

 

 

 

日本の文化、和食とおはしを

子どもたちの心と指先にしっかり根付かせてあげたいなと思います。